ホラーじゃないけど超高難易度!『ゾンビラボからの生還』(タンブルウィード)の感想
今回は、ホラーっぽいけど怖いのは難易度だけという謎解き『ゾンビラボからの生還』の感想です!
【こんな人にオススメ】
・状況を冷静に分析するのが得意!
・ゾンビものが大好き⁉︎
(注: 本当にホラー要素はほぼありません)
こちらの公演、好評により追加公演開催が決定!
8/23-25の3日間のみですが、記事を書いている時点ではまだチケットが若干残っています!
今回参加した謎解き
参加日時: 2019/7/6(土) 15:00
公演名: ゾンビラボからの生還
制作団体名: タンブルウィード
タイプ: ホール型
制限時間: 60分
チーム人数: 4人
価格: 3,240円/人 (現地で別途1ドリンク代500円、当日券は+500円)
体感難易度: 7/10 (1=超カンタン → 10=激ムズ)
公式サイト: http://tumbleweedjp.info/zombie-labo/jp/
ストーリー
202X年―――T&W製薬の研究所では、日々新薬の研究が行われていた。
しかし、とある新薬を投与された被検体が次々とゾンビ化。
研究所は大混乱に見舞われた。
あなたはその研究所で働く研究員。
果たして、このゾンビラボから無事に生還できるのだろうか!?
(公式サイトより引用)
制作団体のタンブルウィードは、2016年8月の旗揚げ公演『潜水艦ゴライアスからの生還』を皮切りに、評判の公演を次々に生み出している団体さんです。
誰もが納得する謎の美しさに加えて、圧倒的な技術力に裏打ちされた斬新なシステムに驚かされることも多い!
https://www.tumbleweed.jp/
謎解き好きの中でも「ハズレなし」と定評があるタンブルウィード、その最新作への溢れんばかりの期待を胸を会場に向かったのでした。
今回、よく一緒に謎解きをするメンバーを8人集めての参加だったので、開場入口でグーパーして4人×2チームを作り、いざテーブルへ…
感想
(以下、ネタバレなしの感想ですが、雰囲気等が分かってしまうのも避けたいという方は閲覧注意です。)
オープニングこそ多少のホラー要素はありますが、極端にグロテスクな演出などはないので苦手な人でもきっと大丈夫です!(私もホラーは好きではありません。)
システムの説明を受けると、いよいよゲームスタート!
一番最初こそスムーズだったものの、その直後からどん詰まり…
説明の段階から薄々気付いていましたが、これはとても苦手なやつ。
普段から公演では苦手要素は他のメンバーに任せるようにしていることもあり、もはや頭が働きません。
小謎ならそういった役割分担も重要ですが、今回は根幹に苦手な部分がきてしまいました…しかも2つの要素。
仲間の閃きでなんとか進んでいくものの、いつになく各ステップで詰まって時間を使います。
しかし、そこまでボリュームが多くなかったおかげで、なんとか20分ほどを残してラストに辿り着きます。
重要そうな要素には気づきますが、そこから進まず…
あっ!!!
残り10分がほどで大きく進展、そこから残りの要素を詰めていき、ギリギリで最終解答を提出。
果たして結果は…
成功!!
きっかけとなる閃きができた瞬間は、自分でも驚きでした!
解説が終わったところで、自分たちの成功は確信できましたが、そこでもう一つのチームのことを思い出します。
そして、成功チーム発表…
無事、2チームとも成功!
しかも、この回6チーム中、成功は自分たち2チームのみ!
これは気持ち良い…!!!
エンディングでも、ホラー要素はほぼなく、むしろ会場が笑いに包まれる瞬間も。
途中の謎はボリュームと難易度が抑えられているので、私たちのようにかなり詰まってもラストにある程度の時間を掛けられるようにはなっています。
(最終問題は1億点のクイズ、といった感じでしょうか…)
しかし、もちろん軸となるのは謎解きなので、最後の大謎はそれまでの全ての情報を使って「謎解き的発想」を発揮しなければ解けません。
怒涛の小謎ラッシュなどが好きな私としては、ラスト前まではコレジャナイ感もありましたが、それでも圧巻のラストのお蔭で満足度は高いです。
さすが毎回斬新な謎解きを仕掛けてくるタンブルウィード、今度はこうきたかー、という公演です。
内容の怖さはないけれど、成功率の低さはホラー級の『ゾンビラボからの生還』でした!
オマケの謎
まずは前回の解説から。
(まだ問題を見ていない!という方はこちらからどうぞ。)
既に文字が入っている部分からすると、どうやら丸数字にアルファベットが入るようです。
そして、もう一つのポイントは「×1,000,000」。
百万倍、というところから、まず国際単位系(というと小難しいですが、km(キロメートル)とか、GB(ギガバイト)とか、日常生活でも良く使うやつです)を思い浮かべます。
しかし、百万倍を表すM(メガ)を付けるとすると、必ず百万倍した後はアルファベット2文字以上になってしまうはず…
そこで、少し違う単位を思い浮かべてみると…
g(グラム)とt(トン)が当てはまりそうです。
そして、これらが表すものは、重さ("weight")です。
丸数字の文字を順に拾って、答えは「get」でした!
そして、今回の謎です。
解答・解説は次回。では!