命を賭けて楽しめ! 『カジノロワイヤルからの脱出』(SCRAP)の感想
今回は、至極の(地獄の?)カジノ体験ができる謎解き『カジノロワイヤルからの脱出』の感想です!
※因みに、この日は謎解き公演4つをハシゴしたので、全4公演の感想を順に書いていきます。この公演は2つ目!
【こんな人にオススメ】
・特殊な「モノ」や「場所」を使った謎が好き!
・ギャンブルが好き!
・素敵なディーラーさんと楽しく過ごしたい!
今回参加した謎解き
参加日時: 2019/6/23(日) 13:00
公演名: カジノロワイヤルからの脱出
制作団体名: SCRAP
タイプ: ホール型
制限時間: 60分
チーム人数: 6人
一般価格: 3,100円/人〜 (学割、前売券、グループチケット等あり。詳細は公式サイト参照。)
体感難易度: 5/10 (1=超カンタン → 10=激ムズ)
公式サイト:
https://mysterycircus.jp/events/4388
ストーリー
世界屈指のギャンブラー達が集まる秘密の闇カジノ、クラブロワイヤル。
勝者には莫大な富が、そして敗者には屈辱と絶望が与えられる。
このカジノは特別だ。
運だけではなく、戦略、度胸、そしてなにより謎解き力が必要だ。
今宵は、オーナーであるMr.スクラッピーノによるスペシャル・ゲームが開催される特別な日。「さあて、ゲームをはじめよう。このカジノ・ゲームで我々に勝つ事ができたらあなたは世界中が羨む富を手に入れることができるだろう。ただし、賭けてもらうのは…あなたの命だ。」
あなたは世界中から集められたトップギャンブラーの一人。
どうやらあなたは、とんでもないゲームに挑戦してしまったようだ。さああなたはこのカジノに仕掛けられたさまざまな謎や罠を潜り抜け、見事巨万の富を手にすることができるだろうか?
(公式サイトより引用)
この公演は、2014年に初演、2017年に再演された同名公演の再々演です。
繰り返し再演が行われていることからも、評価の高さが伺えますね。
現在の再々演も、2019年8月18日まで遊べます!
感想
(以下、ネタバレなしの感想ですが、雰囲気等が分かってしまうのも避けたいという方は閲覧注意です。)
会場に入ったその瞬間から、もはや通常の謎解きとは全くの別モノと言える雰囲気が漂っています。
その後、これまた通常とは趣向の異なるオープニングで全員のテンションが上がり切ったところで、ゲームスタート!
2014年初演というだけあって、古き良き謎解きという感じですが、カジノというテーマやこの公演独自のシステムが活かされていて楽しい!!
謎の数はそれなりに多いものの、チームメンバーで協力し、どんどん解き進めていきます。
あっという間にほぼ全ての謎を解ききりましたが、我々にはある目標がありました。
ギャンブラーランキング!!!
公式サイト上で公開されているように、今回の公演では、成否だけでなく、獲得賞金のランキングがあるのです。
これは…狙うしかない!
というわけで、謎解きの成功だけでなく、ギャンブラーとしての勝利も全力で目指すことにした我々。
堅実にやれば、ギリギリ入るか入らないかというところは手が届きそうな気もします。
が、
「圧倒的1位じゃなきゃ意味ないでしょ。」
とチームメンバー全員の意見が一致。
果たして、成功だけでなく名誉まで掴もうとした結果は…
成功!!
※ディーラーさんの雰囲気だけ伝わる写真
しかし…
賞金額はこのとおり!
全然及びませんでした。笑
しかし、それがギャンブルというもの…
最後の最後まで、通常の謎解きにはない演出が待っていて、大興奮のうちに公演は幕を閉じました。
謎は、軽いものから重めのものまでありましたが、どれも「カジノ」というテーマを活かしていて、解くのが楽しいものばかり!
ギャンブル要素や独特な雰囲気も相俟って、謎解きで味わえる「非日常」の中でもさらにもう一段違う世界に仕上がっていました。
そんな究極のカジノ体験が味わえる、『カジノロワイヤルからの脱出』でした!
オマケの謎
まずは前回の解説から。
(まだ問題を見ていない!という方はこちらからどうぞ。)
5つの丸と、それを結ぶ3色の矢印が星形になっており、それぞれの先には1つずつイラストがあります。
左下の「きじ(雉)」が分かりやすいですが、各矢印が通った丸の文字を拾うとその先のイラストが示す言葉になるよう、丸に1文字ずつ仮名を入れるものと推測できます。
次に、上のイラストが「○○き」だとすると「ようき(容器)」になりそうです。
左のイラストは難しいですが、「じ○よ」だとすれば、賞状が「じゅよ(授与)」されているところにも見えます。
最後に、黒い円状の矢印の順に、丸の文字を読んで、答えは「きゅうじょ」でした!
※文字の大小が統一できなかったのが若干心残りでしたが、「星」と「救助」という公演のテーマを入れつつ、文字を排除した謎にできたので、個人的にはなかなか気に入った謎でした。
そして、今回の謎です。
解答・解説は次回。では!