なぞときロジック

各記事にオマケ謎ついてます。 読んだら成功率が上がるかも…!?

これで中謎と大謎も怖くない⁉︎ 謎解き公演 中盤・終盤の攻略

気付いたら、これで30記事目!

せっかくなので、今回は少し趣向を変えてみます。

 

待望の(?) 中謎・大謎対策です!

大上段に構えた感じになってしまったものの、慣れた方には「当たり前でしょ」という内容です。謎解きにまだ慣れてない方向けということでご容赦ください…

 

今回の「オマケの謎」はもはやオマケでなくメインです。

謎解きに慣れた方はそちらだけでも解いてみてください!

 

 

【こんな人にオススメ】

・小謎は解けるようになってきたけど、中謎や大謎では途端に思考停止してしまう…

・解説を聞いて「それは気付かなかったーー!」となることが多い

 

 

 

 

 

そもそも中謎・大謎ってどんなのがある?

誰が呼んだか、謎解きの中盤から終盤にかけての謎は「中謎」、「大謎」と称されますね。

 (そのあたりも含めた謎解き用語についてはこちらもどうぞ)

gokan89.hateblo.jp

 

 

明確な定義はないと思いますが、中謎や大謎の最大の特徴はやはり「謎が書かれた紙・画像の情報だけでは解けない」こと。

その特徴故に、「小謎」や「一枚謎」と呼ばれるものと対比される、とも言えますね。

 

 

では、具体的に何を使って解くのか。

頻出のものは、大体こんなところでしょうか。

 

1. 小謎の答え

2. 小謎のギミック

3. 途中で作動させた仕掛け

4. ストーリー上の設定

5. オープニングにおける司会者の台詞

  

体感としては、上ほど中謎に、下ほど大謎に使われがちで、下にいくほど気付きにくいことが多いと思います。

 

 

1の代表格は、小謎の答えを解答欄に埋めるもので、ほぼ全ての公演に出てきます。

 

指定個所の文字を読んだり、埋めるとそのまま文章になったりして、新たな指示文を導きます。

 

稀に、埋め方や読み方が捻られている場合もあったりしますね。

 

 

2は、小謎で使った変換規則や盤面を再利用するものです。

 

「アレを再利用するんだよ」と明示的に書かれていることもありますが、多くの場合そうではなく、フォント、マス目の数、色、記号、特殊な日本語表現等々から読み取る必要があります。

 

異なる文字種を変換する(数字⇔文字など)変換表もここに含まれますね。

 

 

3は、「この装置を使うと○○が××に変わる」、のようなやつです。

 

公演特有かつ目玉のギミックだったりして、中謎を解くと使えるようになったものを、さらにその後の中謎や大謎に使うなどします。

 

ルーム型だと、特定の行動によって発動する大掛かりな仕掛けを複数回使ったり、ということもありますね。

 

 

4は、公演の世界の中での決まり・制約やキャラクターの台詞等です。

 

時にはそれが途中で、そしてラストで変化していることもあるでしょう。

 

ホール型では、ステップを進めるごとにストーリーシートが追加されるなどして、その度に情報は増えていきます。

 

 

5は、そのものずばりオープニングでの大謎ヒントです。

 

「最後はこれが大事」などハッキリ言われることもあればそうでないこともありますが、意味ありげに言われた台詞にはちゃんと意味があります。

 

 

 

じゃあ、中謎や大謎はどう解くの?

こちらもパターン別に見てみましょう。

内容的に、ちょっと偉そうなこと書き方になりますが大目に見てください…

 

1. 小謎の答え

2. 小謎のギミック

3. 途中で作動させた仕掛け

4. ストーリー上の設定

5. オープニングにおける司会者の台詞

 

 

1は、解答欄に埋めるだけなら問題ないですが、問題番号・記号(特にフォントが特殊なもの)でそれとなく示されている場合もあるため注意です。

 

意外と見落としがちなところですが、特定の小謎を指し得る表現は意識する必要がありますね。

 

 

小謎との「関連性」を示唆するものがあるという点では2も同様です。

 

上でも触れた、フォント、マス目の数、色、記号、特殊な日本語表現などは最初に見つけた段階で「ここにこんな変なのがあった」と意識付けできるのが理想です。

2度目に見た瞬間、初めに見た箇所に戻れるように。

 

忘れてしまいそうなら、声に出してとりあえずチームの誰かに共有しておくのも良いでしょう。

特に、変換表になり得るものはシェアしておいて間違いないはず。

 

 

3に関しては、仕掛けの使用条件や効果を正しく理解することがまずは大切です。

 

その上で、例えば「~~すると○○が××に変わる」のであれば、「~~できる状況にないか」、「実は○○であるものが他にないか」、「ここが××に変わったら答えが変わるのではないか」といった目であらゆるものを見てみましょう。

 

 

4と5は、とにかく「忘れない」。これに尽きます。

 

4は、焦っているとつい読み飛ばしがちなストーリーシートで、そして5は、公演の一番初めに与えられる情報です。

それだけに、使う頃にはすっかり記憶の奥底に埋没しがち。

 

ただ、2とは違い、初めに見聞きした瞬間には「これ絶対後で使う!」と分かりやすいはず。

なので、その時すぐに心の中で何度も唱える、大きな字でメモする、などが一番の対策でしょうか。

 

 

 

まとめ

偉そうに色々書いてみましたが、私自身も書いてきたことができずに何度も失敗しています。

言うは易し、というやつですね。

 

反省ノートの「特異な文字や表現を見かけたら意識付け」、「意味のないものはない」、「オープニングの大謎ヒントを忘れない」といった項目には何十公演分もの反省が連なっています。

 

そして、難易度が高い公演ほど、気付いたことや注意すべき点を頭から抜くのが巧い。

あの手この手で意識を他へ向けさせ「分かってたのに!」と悔しがらせようとしてきます。(ちょっと悪意のありすぎる言い方ですが。笑)

 

 

ただ、その悔しさも含めて謎解き公演の魅力だったりします。

逆に言うと、解説を聞いて「全然気付いてなかったー」では、勿体ないのかも。

 

今日書いたような点は、少し意識するだけで全然違うものばかりです。

成功・失敗はさておき、謎解きを楽しみきるために、ちょっと気にしてみては如何でしょうか。

 

失敗してしまったら、きっと次は、それでもまだダメならその次こそは、できるようになるかもしれません。

 

いずれにしても、「謎解きの悔しさは謎解きでしか晴らせない」のですから。笑

 

 

 

 

オマケの謎

まずは前回の解説から。
(まだ問題を見ていない!という方はこちらからどうぞ。)   

gokan89.hateblo.jp

 

トランプ が5枚ずつ並んでいました。

上はスペードの1~5、下はハートの1~5ですね。

 

上の5枚が示すという「速さ」を英語にした「スピード」が「スペード」に近いことや、スペード(spade)もハートも(heart)英語にすると5文字であることなどから、それぞれのスートの英語名から、トランプの数字番目の文字を拾うものと考えます。

 

実際に検証してみると、"spade"の1, 2, 5, 5, 4番目の文字はs, p, e, e, dとなるので、成立しそうです。

 

"heart"の2, 3, 4, 5, 1番目の文字を拾うと"earth"、「速さ」と同じく日本語で答えるため、答えは「地球でした!

 

 

 

 

そして、今回の謎です。

 

習うより慣れよ、ということで、今回は中謎・大謎的なやつです。

つまり、この一枚だけでは解けません。

 

 

このブログ内の 「探索」も必要です。

(使うのはあくまで「オマケの謎」のみで、記事本文を読む必要はありません。)

 

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これまでの記事にあった謎の傾向も踏まえつつ、最後まで考え抜けば、きっと大切なことに気付けるはず。

 

ストーリーのある公演の中謎や大謎のようにはいきませんが、過去の記事を振り返り、様々な情報を総合してぜひ挑んでみてください。

 

もちろん、「最終解答の提出は一度きり」ですよ。

 

 

見事正解された方は次回の記事で正解順と共に発表させて頂きたいと思います! 

 

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解答・解説は次回。では!