なぞときロジック

各記事にオマケ謎ついてます。 読んだら成功率が上がるかも…!?

たまにはじっくり謎を鑑賞…『さわれる謎展』(SCRAP)の感想

突然ですが、あなたはどうやって「謎」を楽しみたいですか?

 

解いて楽しむのはもちろん、一緒に解いた人と感想や考察を語って楽しむ、自分でも作ってみて楽しむ…という人もいるでしょう。

 

 

今回は、そんな今までの楽しみ方とは少し違う、「さわって」楽しむ謎のご紹介です!


【こんな人にオススメ】
 ・直感的に解くような謎が好き!
 ・知恵の輪やマッチ棒パズル等のパズルが好き!
 ・美術館や博物館に行くことが多い!
 ・ゆっくりと様々な種類の謎を楽しみたい!

 

 

 

 

「さわれる謎」って? 謎の展示とは?

 今回ご紹介するイベントは、SCRAPさんの「さわれる謎展」です。

 

「さわれる謎展」とは…

今までになかった…謎を「さわる」という新体験!!!

「さわれる謎展」は、30点以上の「さわれる謎」を集めた、エンターテイメント展覧会。
そこには、溢れんばかりの「さわれる謎」たちが、あなたを待っています。

無造作に置かれたワインボトル。会場にそびえ立つ謎の壁。
・・・これは一体、どんな謎なのだろう?

これまでの「謎解きゲーム」とは一味違う。
触覚でひらめきを体験する謎。

この感覚を味わっていただきたくて、展示会を企画しました。
体験型展覧会なので、お子様がいらっしゃる方も、家族で一緒に楽しく時間を過ごせるはずです。

さあ、この「謎に満ちた展覧会」で、あなたはどのような謎に出会い
いくつの「ひらめき」を感じるのでしょうか?

どうぞ心ゆくまで「さわれる謎展」をお楽しみください。

(イベント公式サイト https://mysterycircus.jp/sawareru_nazoten/ より引用)

 


謎解きにおいては、1つのイベントやゲームの中で多数の小さな謎を解いていき、最終的にストーリーに関わる大きな謎を解く、というものが多いです。

 

そういった構成上、やはり最後の大きな謎が一番の盛り上がりポイントではあるのですが、そこに至るまでの小さな謎でも、中には「おっ、これは面白い!」となるものも多々あります。

 

しかしながら、特にルーム型やホール型では、手分けして解いていくので1つの謎に触れるのはチームで1人だけということもあるし、時間に追われて解かずに次へ進んでしまう可能性だってあります。

 


その点で、謎解きにおける一番の盛り上がりを生む「ゲーム性」を敢えて排除し、「展示」という形式で謎を楽しませるコンセプトは、斬新ながら納得だな、と感じました。

しかも、「さわれる」というテーマで、誰でも直感的に楽しめる謎。

 

これは体験してみるしかありませんね!

 

 

参加イベントデータ

参加日時: 2019/6/10 (月) 19:30
イベント名: さわれる謎展
制作団体名: SCRAP

会場: 東京ミステリーサーカス
(東京都新宿区歌舞伎町1-27-5 APMビル)

価格: 前売券 1,800円、当日券 2,000円
(他に、図録などの特典がつくVIP券 5,800円もアリ)

開催期間: 2019/6/6(木) ~ 2019/6/29(土) 

※6/18(火)を除く

 

チケットはイベント公式サイト(https://mysterycircus.jp/sawareru_nazoten/)にて購入可能です。

 

通常券は、入場時間指定で2時間の滞在時間制限があります。
VIP券は、入場時間指定はありますが、滞在制限はなく、1度のみ再入場も可能です。
※チケット時刻の15分後まで(19:00のチケットなら19:15まで)入場できますが、入場時刻に関わらず、滞在はチケット時刻から2時間です。


開催後初の土日だった6/8-9の様子をTwitterなどで見たところ、なかなかの盛況っぷり。
しかも、展示が充実していて2時間の滞在をフルに使って楽しめる、という評判。

 


そこで、混雑の無さそうな平日夜の19時半を選んで参加することに。
2時間の滞在で堪能しきってやる!という意気込みで、VIP券ではなく通常券を購入しました。

 

 

実際に参加してみた感想

まず、混雑については予想通り、いや、予想以上に平日夜作戦が奏功しました。
会場内には自分たちを含めて5組ほど。

 

展示はテーマごとに9つのエリアが分かれていて、どういう順でも楽しめるので、常に1つのエリアを独占できる状態でした。

 

つまり、謎をゆっくり眺める、いや、さわるのには最高の環境!

 

 

また、展示された謎にまつわる歴史や背景もエリアごとに掲示されていて、まさしく「謎の展覧会」でした。

 

ほとんどの展示は写真撮影も可能!
ということで、いくつか写真もご紹介します。

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最後には「謎を作ってみよう」というテーマの展示もあり、展示されているブロックや装置(?)を使って実際に謎を作ることができます!
私も一つ作ってみました。
(意図せず前回記事の謎のだだ被りしてしまった…) 

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結局、滞在制限の2時間を目一杯楽しみました
それでも、サラッと触れる程度のものもあったので、全てをじっくり楽しもうと思ったら足らないくらいだと思います。

 

会場である東京ミステリーサーカスでは、ホール型や周遊型の謎解きも複数開催しているので、それらと組み合わせつつ、再入場もできるVIPチケットで参加するのも良いかもしれません。

 


全体として、古典的なパズルといった色合いが強いため、特に最近の「リアル脱出ゲーム」等の謎解きイベントで登場するような謎を期待していると、少し求めていたものと違うな、となってしまうと思います。
また、ゲーム性やストーリーはないので、物語体験を楽しむことはできません。

 

ただ、普段制限時間に追われて忙しく通り過ぎてしまうこともある謎を、このような形式で味わうのはとても新鮮でした。
謎を「解く」ものというよりも、「知る」「さわる」「体験する」ものとして扱っているところも面白いと感じました。

 

 

謎が展示された美術館のような「さわれる謎展」で、謎をじっくり鑑賞しみては!?

 

 

オマケの謎

まずは前回の解説から。
(まだ問題を見ていない!という方はこちらからどうぞ。)

https://gokan89.hateblo.jp/entry/how_to_manage_nazotoki_schedule%2526results

 

 分数の足し算のようです。
ただ、普通に足すと1になるだけで、「イチ」と仮名にしても3文字にはなりません。

 

では、答えを1とする一歩手前に戻ってみましょう。
通分した状態は、(4+1+20+1) / 26 です。

 

ここで、26という分母に注目します。
26といえば、アルファベットの文字数です。

 

そこで、この分数の足し算を、「26個あるアルファベットのうち、何番目と何番目と…を組み合わせる」と解釈してみます。


すると、分子が4, 1, 20, 1なので、組み合わせるべき文字はD, A, T, Aとなります。

よって、答えはこれを順に並べて仮名にした「データ」でした!

 

続いて、今回の謎です。

 

 

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解答・解説は次回。では!